「アジサイロード」が見ごろ 住民が約40年前から栽培 広島・呉市

住民たちが育てたアジサイの花が、広島・呉市で見ごろとなり、梅雨に彩りを添えています。

呉市 吉浦と天応を結ぶおよそ300メートルのバス通りは、「アジサイロード」と呼ばれています。西洋アジサイやガクアジサイなど10種類・15色余りの鮮やかな花が通りを色づけています。

実はこの通り、以前はゴミのポイ捨てに困っていたそうです。そこで、近くの団地に住む女性たちが中心になって、およそ40年前から町内の美化活動の一環としてアジサイの栽培を始めました。

挿し木で増やしたアジサイは、今ではおよそ1000株に増え、この時期なると多くの人が訪れます。

22日朝は、近くの幼稚園児たちが訪れ、アジサイと一緒に写真を撮るなどして楽しんでいました。

園児たち
「かわいくて、きれいだった。また、来たいです」
「アジサイ、きれいだったよ!」

ひと雨ごとにいっそう鮮やかさを増すアジサイロード。今月いっぱいが見ごろだということです。

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