広島・三次市の中学生が、地元特産の「ナシづくり」を体験しました。
三次市作木町にある「高丸農園」を訪れたのは、地元にある作木中学校の1年生です。特産品を知り、地域に誇りを持ってもらおうと、生徒たちは総合的な学習の一環として1年間かけてナシづくりを学んでいます。
農園職員
「こっちのほうが大きいでしょ。だったら、これを残して、これを切る」
生徒たちが体験したのは、たくさん実ったナシからいいものだけを選んで数を調整する摘果作業です。農園の職員などからアドバイスを受けながら、傷がなく、形のいい実だけを残すように切り取っていきます。
生徒たち
「これは確実にダメだと思いました。斜めっとるし、ぼこってなっとるし」
「ナシを切るときにいろいろ区別して切るのが難しかったです」
「作木の人にもっと広める。作業のたいへんなところとか、農園のたいへんさとかを伝えられたらいい」
生徒たちは、秋に収穫後の作業も体験することになっています。