そうめん、水菓子…涼を感じる商品もふんだんに 県内でお中元商戦本格化 

お中元大ギフトセンターにずらりと並んだ商品=22日午後2時45分、宇都宮市宮園町

 栃木県内でお中元商戦が本格化している。東武宇都宮百貨店宇都宮本店は22日、「お中元大ギフトセンター」を5階に開設し、贈答品を買い求める客が次々と訪れた。

 会場には県産品など約900点が並んだ。今夏も暑さが厳しくなるとみて、そうめんや水菓子など涼を感じられる商品を豊富にそろえた。7月17日まで。センター開設を前に今月1〜21日、初めて同百貨店の電子商取引(EC)サイトで中元商品を販売したところ、ビールが売れ筋だったという。

 来店した宇都宮市宝木町1丁目、保険代理業星孝雄(ほしたかお)さん(70)は「毎年、開設初日に来ている。ハムや、めんたいこなど日持ちがするものを選んだ」と話した。

 福田屋百貨店も7月24日まで全店にギフトセンターを設け、県内外の食品などを取り扱っている。

 

お中元の品を品定めする買い物客ら=22日午前11時20分、宇都宮市宮園町

© 株式会社下野新聞社