入学前の年長児と交流 高岡・戸出東部小児童が企画

児童と交流する園児=高岡市の戸出保育園

 高岡市戸出東部小の4年生19人は22日、同市の戸出保育園を訪れ、年長児17人とダンスやゲームで親睦を深める交流会を開いた。

 交流会は総合的な学習の一環で実施した。コロナ禍で活動を制限されてきた児童が「多くの人と出会って人間関係を広めたい」と提案。同校が園に相談したところ、「来年度の入学前に友達ができるのは心強い」と快諾した。

 交流会は「ハッピースマイル集会」と題して、児童と園児が「だるまさんが転んだ」で遊んだ。児童が準備した工作や的当てゲームも楽しんだ。

 本田乙都(おと)さん(9)は「幼児の気持ちに寄り添えた。来年入学してきたときも、一緒に遊んで仲良くなりたい」と話した。

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