氷見市上庄小の菊づくり教室は22日、同校で開かれ、4年生16人が市菊花会の穴倉務会長(大野)の指導で、菊の穂先をポットに植える「挿(さ)し芽」に取り組み、秋の開花を心待ちにした。
穴倉さんは挿し芽について、「菊に命を与える作業。芽を一本でも多く出させることが大事です」と説明。児童は「国華越山」など9種類の苗をポットに丁寧に植えた。
7月18日には鉢に定植し、10月下旬に花が咲く予定で、市菊花展に出展するほか、地域のお年寄りにも配る。東莉子さんは「きれいな色の花を咲かせてほしい。しっかり世話したい」と笑顔を見せた。