日光市・いろは坂カーブ標識がカードに 27日から配布開始

 日光市にある国道、いろは坂でカーブに設置されている標識がリニューアルされたことを受けて、県は魅力を発信しようとカードをつくり来週(6月27日)から無料で配布を始めます。

 今回つくられたカーブの標識カードは1種類、縦6センチ、横9センチほどの大きさで表には、いろは坂のカーブが掲載されています。

 裏には、実際の標識と同じ第一カーブのイラストのほか「土木学会選奨土木遺産」や「日本の道100選」に選ばれていることなど、いろは坂の説明が日本語と英語で書かれています。

 栃木県誕生150年を記念したほか24日から日光でG7関係閣僚会合が開かれることから先月(5月)、いろは坂のカーブにある48力所すべての標識がリニューアルされました。

 1995年に設置されたこれまでの標識にはすべて県の花ヤシオツツジが描かれていましたが、リニューアルに合わせて日光東照宮の眠り猫や華厳の滝など48カ所すべて違うイラストが描かれています。

 ダムカードなどは全国にありますが、カーブ標識にスポットを当てたカードは全国でも例がないといいます。

 カードは3千枚つくられ、今月27日から日光自然博物館で配布されます。なくなり次第、終了となりますが、第2弾以降のカードについては効果や反響を見て対応したいということです。

© 株式会社とちぎテレビ