県立校の女性教諭を逮捕 横断歩道で男性はねた疑い 頭強く打ち死亡 右折「雨で見づらく…」 大網白里の県道交差点

東金署

 大網白里市駒込の県道と市道が交わる交差点で、22日午後7時50分ごろ、横断歩道を歩いていた会社員、土屋和広さん(58)=同所=が右折してきた軽乗用車にはねられた。土屋さんは頭を強く打ち意識不明の重体となり、搬送先の病院で23日午前に死亡が確認された。

 東金署は自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、軽乗用車を運転していた千葉市緑区土気町、県立学校教諭、橋本麻衣容疑者(36)を現行犯逮捕した。同署は過失致死も視野に入れて捜査を進めている。

 同署によると、現場は信号機のある交差点で、土屋さんは青信号で横断歩道を渡っていたとみられる。事故当時は雨が降っており「雨で見づらく、横断歩道を渡る人がいないと思って進行した」と容疑を認めている。

 県教委は「学校などが事実関係を確認中」としている。

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