県発注工事の贈収賄事件 建築会社社員に執行猶予付き有罪判決 広島

県発注の工事をめぐり県の職員に賄賂を渡した建築会社の社員に執行猶予付きの有罪判決が言い渡されました。

土木建築会社に勤務する被告の男(55)は県発注の工事の予定価格を教えてもらった見返りに、県職員の被告の男(49)にプロ野球の観戦チケット12万2200円相当を渡した贈賄などの罪に問われています。

検察側は懲役1年6カ月を求刑していました。

23日の裁判で広島地裁は「入札の公正を害した程度は大きい」「謝礼としてチケットを提供したことは職務の公正を相応に損ねている」などとして懲役1年6カ月執行猶予3年の判決を言い渡しました。

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