河井夫妻大規模買収事件 元広島市議無罪を主張 広島

河井克行元法務大臣から現金を受け取ったとして公職選挙法違反の罪に問われた元広島市議が初公判で無罪を主張しました。

元広島市議会議員の伊藤昭善被告は4年前の参院選で河井元大臣の妻の案里元議員を当選させるための報酬として、河井元大臣から2回にわたり現金50万円を受け取った罪に問われています。

初公判で伊藤被告は「現金を受領したことは間違いないが、選挙応援の趣旨で渡されたものではない」として無罪を主張しました。

検察側は「選挙運動の報酬として供与されているものと知りながら現金を受け取った」などと指摘しました。

来月6日に予定されている証人尋問には河井克行元大臣が出廷する予定です。

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