国が地域の生活道路で進めている交通安全施策「ゾーン３０プラス」が、香川県内で初めて高松市内に整備され、６月２３日、地元住民に対して現地説明が行われました。
「ゾーン３０プラス」は、地域の交通事故を防ぐため、警察と道路管理者が連携して小学校周辺など区域内の生活道路を最高３０キロに速度規制し、標識の設置や路面の段差などでドライバーに注意を促そうというものです。
香川県内では２０日、高松市立太田小学校周辺のおよそ５００メートル四方の区域に整備されました。
２３日は、児童の保護者らが現地に招かれ、高松市や香川県警などの担当者から説明を受けました。
道が狭まっている所に「歩行者注意」と記したポストコーンを設置したり、段差に見せかけた塗装を路面に施したりすることで車の速度を抑える視覚効果を狙ったものなど、事故防止のためさまざまな対策が講じられています。
