「ギーツになりたい」「そらをとびたい」 願いを込めた “七夕電車” 6月24日から運行 広島駅~広島港

広島電鉄の「夏の風物詩」七夕電車が、6月24日から運行が始まります。23日は、子どもたちが車内を飾り付けました。

1990年から毎年、企画され、ことしで34回目となる七夕電車。今回、織姫や彦星、それに短冊が描かれたのは、最新式のグリーンムーバーです。

大勢のマスコミに囲まれても、へっちゃらな様子で乗り込んだのは、広電の企業内保育所に通う園児たち4人。願いを込めた短冊を特設の笹の葉に飾り付けます。

広島電鉄 電車企画課 伊藤聡一郎 さん
「きょう、ぼく自身も一瞬ですけど時を忘れたというような気持ちになりましたので、この電車のお客さまも気づいたら目的地に着いているような、そんな時間になると思っています」

七夕電車は6月24日(土)から7月7日(金)まで広島駅から広島港の間を走ります。

車内の短冊は、3つの園の園児たちの願いが書かれたもので、全部で124枚。時間を忘れて読みふけってしまうかもしれません。乗り過ごしにはお気を付けて…

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