ウエルカムボードでG7を歓迎 日光市観光協会が観光客らの思い集め 制作は市在住の画家

市観光協会が制作したウエルカムボード

 【日光】市観光協会は23日までに、奥日光で24、25の両日に開かれる先進7カ国(G7)男女共同参画・女性活躍担当相会合を歓迎する「G7ウエルカムボード」を制作した。期間中、主会場のホテル「ザ・リッツ・カールトン日光」のエントランスに飾られる。

 絵はB1サイズで、G7各国と市の花をモチーフにして、市在住の画家香川大介(かがわだいすけ)さんが制作。職員が五十里湖の流木で額縁とスタンドを作り、メッセージが書き込まれたチョウの折り紙を張って完成させた。

 チョウの折り紙は職員が美濃和紙で制作。市内5カ所の観光案内所で12~18日、国内外の観光客らに協力を呼びかけ、約100人がメッセージを寄せた。来訪への歓迎や、より良い未来への思いが集まった。

 担当した川添莉代(かわぞえりよ)さん(39)は「歓迎の意味があり、癒やしの効果もある花で各国を表し、花に集まるチョウは人の思いをイメージした。ボードを見て和やかな気持ちになり、会合が良い方向に進んでほしい」と話した。

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