大谷選手・村上選手に絵手紙で「感動ありがとう」 京都・南丹の天満宮で作品展

大谷選手や村上選手を描いた絵手紙が並ぶ展示会場(南丹市園部町・生身天満宮)

 京都府南丹市園部町の生身天満宮で、恒例の絵手紙展が開かれている。今年はスポーツがテーマで、米大リーグの大谷翔平選手やプロ野球ヤクルトの村上宗隆選手を描き「感動をありがとう」などと添えた27点が本殿を彩っている。

 毎年6月30日の「夏越の大祓(おおはらえ)」を前に、参拝者に楽しんでもらおうと同天満宮が「園部絵手紙教室」に展示を依頼。60~80代の会員9人が出展した。

 色鮮やかなかぶとを着けた笑顔の大谷選手を描いた作品や、3月のワールド・ベースボール・クラシック準決勝で村上選手が逆転サヨナラ打を打った場面に「諦めない意思、強さに感動」とつづった作品が回廊にそろう。

 母の豆ご飯を懐かしんでエンドウを絵にした手紙など、草花を穏やかに描いたものもある。出品した森由子さん(70)と野々口昌子さん(70)は「多くの人が作品から元気をもらってくれれば」と話している。30日まで。

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