ネイマール、アンチェロッティの監督就任を熱望

写真:アンチェロッティのブラジル代表監督就任の噂を歓迎するネイマール ©Getty Images

パリ・サンジェルマンに所属するブラジル代表FWネイマールが、ブラジルのウェブメディア『バンドスポーツ』の独占インタビューに応じ、レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督のブラジル代表監督就任を熱望した。

ブラジル代表はカタール・ワールドカップを最後にチッチ監督が退任し、今なお後任が決まっていない状態。3月と6月の国際AマッチウィークはU-20ブラジル代表を率いるラモン・メネゼス氏が暫定監督を務めて乗り切った。

後任の最有力候補と言われているのがアンチェロッティ監督で、2023-24シーズン終了後となる2024年6月の就任が内定しているという噂もある。

そんなアンチェロッティ監督就任の噂について、ネイマールは「それがブラジル代表チームの最優先事項であることは知っている。ブラジルサッカー連盟の会長は彼との契約を望んでいる」と語り、「選手たちもそうなることを願っている。それは僕にとって、そしてヴィニ(ヴィニシウス・ジュニオール)や(エデル)ミリトンにとってすごくいいことだ」と、彼自身やレアル・マドリードでプレーするブラジル代表選手にとっても恩恵があることを示唆した。

また、アンチェロッティ監督の手腕について問われたネイマールは「誰もが彼のことを知っているし、彼がどれだけ優れた指揮官かも分かっている」と賛辞の言葉を並べたうえで、こう続けた。

「まだ何も決まっていないことではあるけど、彼を代表チームに迎え入れるのは非常に重要なことだ。彼はすべてを勝ち取った人物であり、多くのことを我々に教えてくれるだろう。彼とレアル・マドリードの契約が終わってからブラジル代表監督に就任してくれることを望んでいるよ」

ネイマールは同インタビューにおいて、足首のケガで一足先にシーズンを終えていたことについて「僕はピッチ上でプレーすることが大好きだ。僕にとっては1試合プレーしないだけでも受け入れがたいことなのに、ケガで4、5カ月間も欠場するなんて恐ろしいこと。僕はフットボールをするために生まれてきた人間なんだ」と語り、また最後には「将来的にはサントスで引退したい」と自身のキャリアについても語った。

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