故オシム監督の記念像除幕式 千葉市で、喜ぶ妻子

故イビチャ・オシムさんの功績をたたえる記念像と写真に納まるアシマ夫人(右)と長男アマルさん=24日、千葉市

 サッカー日本代表やJ1市原(現J2千葉)で監督を務めた故イビチャ・オシムさんの功績をたたえる記念像が、千葉市中央区の蘇我スポーツ公園に設けられ、24日に除幕式が行われた。オシムさんの出身地サラエボからアシマ夫人(81)と長男アマルさん(55)も招かれ、建立を喜んだ。

 記念像はほぼ等身大のサイズで、台座を含めて高さ約2メートル。J2千葉が市と共同で企画し、本拠地のフクダ電子アリーナ正面入り口前に設置した。費用はクラウドファンディングで寄付を募って賄った。

 アシマ夫人は「今も彼がファンに慕われていて、うれしい」。アマルさんは「感謝の思いでいっぱいだ」とほほ笑んだ。

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