アル・ヒラル移籍のネヴェス、6年間在籍したウルブスへ感謝 「どの瞬間も忘れることはない」

[写真:Getty Images]

アル・ヒラルへ移籍するポルトガル代表MFルベン・ネヴェスがウォルバーハンプトンへの感謝を語った。イギリス『サン』が伝えている。

ウォルバーハンプトンのキャプテンを務めたネヴェス。26歳と脂の乗った年齢で、ここ1年はバルセロナやアーセナル、リバプールなどへのステップアップも噂されていた実力者にもかかわらず、突如として浮上したサウジアラビア行きがあれよこれよという間に進展し、とうとう23日に移籍が発表された。

ネヴェスはウォルバーハンプトンの公式サイトを通じ、「6年間で253試合、チャンピオンシップ(イングランド2部)を制しプレミアリーグへ…FAカップ準決勝、欧州カップ戦出場、いくつもの大きな勝利…アメイジングな旅の過程で素晴らしい人々と共に仕事をしてきた。思い出は永遠に残る」とコメント。チームへの思い入れが強かったことを感じさせた。

さらに「コーチ陣、キットマン、シェフ、グラウンドキーパー、理学療法士、役員…全ての人に心から感謝しているよ。ここでの6年間はどの瞬間も忘れることのできない大切な瞬間で、あなたたちは生涯の友だ」と関係者へ溢れんばかりの感謝を語った。

残留争いの渦中にいた今年1月に大型補強を敢行したウォルバーハンプトン。この影響でファイナンシャル・フェアプレー(FFP)に抵触する恐れがあり、慢性的な債務もあって今夏のネヴェス売却を決断したと言われている。

なお、ネヴェスの移籍金は4700万ポンド(約85億8000万円)とのことで、ウォルバーハンプトンの売却レコードになったとみられている。

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