MSCクルーズ(スイス)の豪華客船「MSCベリッシマ」(17万1598トン)が24日、高岡市の伏木富山港に初寄港した。19階建ての巨船から乗客約2千人が下り、県内外の観光地に向かった。
ベリッシマは全長315.8メートル、幅43メートル。20日から13日間の日程で日本を1周する旅の途中で、午前7時半に伏木に入港した。県によると、豪華客船の接岸は4年ぶりとなった。
船内で行われた歓迎式典では、竹内延和県地方創生局長や角田悠紀高岡市長、ラウロ・マレスカ船長ら15人が出席し、記念品を交換した。乗客はバスに乗車し、高岡市山町や氷見市のひみ番屋街などを観光した。
ベリッシマは24日午後4時に出港した。7月6日にも伏木に寄港する。