DEENの池森さん、豊後高田市の春そば「うまい」 試食会に18人が参加【大分県】

春そばを試食するDEENのボーカル池森秀一さん(右)。「豊後高田のそばを全国区に」と話した=豊後高田市玉津の豊後高田そば道場
ほんのり緑がかった豊後高田の春そば。奥は皮をむいた本年産のソバの実(左)と製粉したそば粉

 【豊後高田】西日本有数のソバ産地の豊後高田市で23日、収穫されたばかりの実で打った春そばの試食会があった。そば好きとして知られる音楽ユニット「DEEN」のボーカル池森秀一さんも参加し、出来栄えを激賞した。24日から市内11の認定店で、春そばを食べられるようになった。

 同市玉津の市中央公民館内の豊後高田そば道場であった試食会には、生産者や行政、商工観光などの関係者ら18人が参加。豊後高田そば生産組合の中野幸輔代表が「今年もおいしくできた豊後高田のそばを召し上がってください」とあいさつ。道場の講師4人が打ったそばが振る舞われた。

 ひきたて、打ちたて、ゆでたてのそばは、ほんのり緑がかっていて参加者は、風味を堪能していた。池森さんは「こちらのそばは初めてだが、想像をはるかに超えるうまさだった。全国区になるよう、豊後高田のそばのうまさを叫んでいきます」と話した。

 豊後高田市によると、今年の春そばは市内17の法人・組合が計52ヘクタールで生産。6月上旬に収穫が始まり、例年並みの15トンの収穫が見込まれている。

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