天元台高原の急坂、駆け上がる 米沢、マウンテンバイクでレース

急傾斜を駆け上がる参加者=米沢市

 電動アシスト付きマウンテンバイクで急坂を駆け上がるレースイベントが24日、米沢市の天元台高原で開かれ、市内外の4人が森林浴を楽しみながらタイムを競った。

 コースは冬は天元台高原スキー場湯の平コースとなり、通常は通行できない西吾妻資材運搬道路。全長2.75キロ、標高差362メートル、最大勾配28度で、カーブが連続する山道だ。参加者は天元台ロープウェイ湯元駅近くをスタートし、10~13分台で同天元台高原駅付近にゴールした。

 優勝した山形市の公務員岡崎裕信(ひろみち)さん(53)は「傾斜がきつかったが、緑に囲まれ気持ちよかった」と話した。天元台×白布リボーン協議会が主催し、昨年から始めた。10月まで計5戦を予定している。

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