野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で監督として日本代表「侍ジャパン」を優勝に導いた栗山英樹さん(62)の自宅がある北海道栗山町で25日、記念パレードが行われた。主催者発表で町の人口を超える約1万4千人が沿道を埋め尽くし、改めて偉業を祝福した。
強い日差しの中、JR栗山駅前の商店街の約320メートルを歩いたり、軽トラックの荷台に立ったりして進んだ。ファンから「ありがとう」などと大きな歓声が上がると、侍ジャパンのシャツに長靴姿の栗山さんは笑顔でハイタッチしたり、サインしたりして応えた。
パレード前には子ども約200人と交流し目標を持つことの大切さなどを説いた。