リコー会長が母校・広島大学イベントで熱弁「人は資本 投資すれば磨かれ輝く」

広島大学は、来年、最も古い前身の学校ができてから150周年を迎えるのを記念して24日、東京でイベントを開きました。

受験生と保護者や企業の採用担当者などおよそ200人が参加。広島大学の卒業生で事務機器大手リコーの 山下良則 代表取締役会長が、「広大から始まる人経営」をテーマに講演しました。山下さんは、1980年に工学部を卒業しています。

リコー 山下良則 代表取締役会長
「人は資本だと考えるのが一番妥当である。なぜかというと資本であれば、投資をすれば磨かれる。輝き出す」

山下さんは、広島大の学生時代から人に生かされてきた人生だと振り返りました。そして、社長になって経営を始めるのにあたり、「1人ひとりが生き生きと働く会社にしようとした」と語りました。

その上で、「社員のモチベーションの総和が会社の実力だ」と持論を述べました。

イベントでは、ゲノム編集といった特徴的な先端研究について紹介するなど広大の魅力を訴えました。

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