欧州主要リーグはシーズンオフに入っており、移籍市場の噂が活発になっている。
今夏の注目選手のひとりが、モンペリエFWエリー・ワイだ。昨季のリーグアンで19ゴールを叩き出すなど一気にブレイクした。
『L'Équipe』などによれば、クラブ関係者は移籍を覚悟しており、こう述べていたそう。
ミシェル・デル・ザカリャン(モンペリエ監督)
「我々は彼のことも彼が成し遂げたことも誇りに思っている。
彼はトップレベルに到達するために必要なものを持っているよ。なので、ハードワークを続けるのは彼次第だ。彼にはそれを言い続けている。
(最終戦で)彼は感情的になっていた、パートナーと別れる可能性を知っているからね。でも、これがスポーツ選手の人生さ。
彼はすごいポテンシャルを秘めた子だ。ゴールを決める能力がある。
我々は彼を失うが、彼を売って代役を見つけなければいけない。20歳であのポテンシャルがある子なら売却されなければいけない。
最低でも3000万ユーロ(47億円)だと言ったが、その時は10ゴールだったので、今は倍の6000万ユーロ(94.2億円)だね(笑)」
ロラン・ニコリン(モンペリエ会長)
「クラブで育成された選手が繭から出ていくのは論理的なステップだ。
大事なのは全員が勝者になること。彼の代理人と話している。
我々が望む金を得られるなら、ドアを開くだろう。そうでなければ、彼はもう1年残る。
1月にはイングランドクラブからの2500万ユーロ(39億円)+ボーナスの移籍オファーを断った。
興味を示しているクラブはたくさんある。もし、ワイがマルセイユのストライカーだったら、6000万ユーロ(94億円)の価値があるだろう。
彼は欧州トップクラブでプレーする運命にある。そのポテンシャルがあるからね。私も彼がそうなることを願っているよ」
1月の時点で40億円のオファーがあったものの、それはモンペリエが拒否していたとのこと。90億円規模の移籍金を希望しているようだ。
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南野拓実が所属するモナコも移籍先として浮上していたが、本人は海外移籍を望んでいるとも伝えられている。