「全国で一番熱い夏に」高校野球兵庫大会、姫路で開会式 57チーム堂々行進

開会式で整列する選手ら=25日午前、姫路市、ウインク球場(撮影・斎藤雅志)

 夏の甲子園大会出場校を決める第105回全国高校野球選手権兵庫大会の開会式が25日、姫路市のウインク球場であった。前回優勝の社を先頭に、出場156チーム(158校)のうち57チーム(58校)の選手たちが堂々と入場行進。7月1日の開幕を前に、士気を高めた。

 例年、開会式と開幕は同じ日としてきたが、選手の熱中症対策などのため、今年は初めて分けた。

 開会式には社や昨年準優勝の神戸国際大付、第1シード校、第2シード校のほか、希望したチームが参加。選手宣誓は抽選で選ばれた社の隈(くま)翼主将が務め、「感謝の気持ちを言葉と行動に変え、兵庫県を全国で一番熱い夏にすることを誓います」と述べた。

 今大会は4年ぶりに声出し応援を解禁。決勝は7月27日に神戸市須磨区のほっともっとフィールド神戸で予定されている。(初鹿野俊)

© 株式会社神戸新聞社