「迫力満点だった」広島・尾道市で祇園祭 4年ぶりに「三体廻し」 

広島・尾道市で24日、三大夏祭りの1つ、祇園祭が開かれました。

祇園祭は、無病息災を願い、江戸時代に始まったとされる祭りです。担ぎ手不足による中断もありましたが、45年前に復活した尾道の三大夏祭りの1つです。

祭りの見どころとなる三体のみこしが競い合う「三体廻し」は、新型コロナの影響で4年ぶりとなります。道路に立てられた、のぼりの周りを回って速さを競うタイムトライアルが行われ、各地区の意地と意地とがぶつかり合い、火花を散らしました。

クライマックスでは、タイムトライアルに勝利した地区のみこしが中心となり、3体がのぼりの周りをすばやく回転します。

観客は―
「迫力満点だった。迫力がすごかった。見られて良かった」

4年ぶりの「三体廻し」は、ブランクを感じさせない勇壮なものとなりました。

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