スペーシアXがゴンドラに? 明智平ロープウェイ ラッピングで盛り上げ

ラッピングが施されたゴンドラ

 【日光】相生町の日光交通は25日までに、細尾町で運行する「明智平ロープウェイ」のゴンドラ2台に、東武鉄道が7月に運行を始める新型特急「スペーシアX(エックス)」のラッピングを施した。

 東京・浅草-東武日光駅、鬼怒川温泉駅間を結ぶスペーシアXは、7月15日に運行を開始する。新型特急の運行を機に地域を盛り上げようと、東武グループの日光交通がラッピングを実施した。

 ゴンドラは16人乗りで高さ約2メートル、幅約1.6メートル、長さ約3メートル。正面にスペーシアXをイメージしたデザインと、側面に車両をあしらった。日光交通の福田秀二(ふくだひでじ)索道長は「地元からスペーシアXを盛り上げ、多くの人が日光に興味を持ってもらえたらうれしい」と話した。

 同ロープウエーは奥日光の中禅寺湖や男体山、華厳の滝などを一望できる展望台へ片道約3分で向かう。行楽期などには多くの人が訪れる観光スポットの一つとなっている。

 運行時間は午前9時〜午後3時半。荒天時や整備で運休となる場合がある。往復運賃は大人千円、子ども500円。(問)同社0288.55.0331。

ラッピングが施されたゴンドラ

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