講談でふるさとの歴史を伝えるぞ 奥州・衣川青凜会が教室開校

一人一人抱負を語る受講生

 地元の講談愛好者らでつくる奥州衣川青凜会(佐々木常重会長、会員21人)は24日、奥州市衣川の奥州衣川歴史ふれあい館で、子ども歴史講談教室の開校式を行った。

 受講生など約15人が出席。佐々木会長が「ふるさとの歴史を講談できるように頑張ってほしい」とあいさつした。一人一人が決意を語り、衣川中2年の菅原憂奈さんは「今年で6年目。去年より良い発表ができるよう頑張りたい」と力を込めた。

 子どもたちは、奥州藤原氏と関わりが深い衣川の歴史などを題材に学ぶ。今回は世界遺産のガイド育成講座も開講し、講談は8回、ガイドは6回の稽古を行い、成果を発表する。

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