【九重】九重町飯田地区の県農協飯田花き部会(高石勝明部会長、13戸)は21日、出荷時期を迎えた特産のカスミソウを日野康志町長に贈った。父の日に合わせて毎年、実施している。
生産者ら4人が町役場を訪れ、色とりどりのカスミソウを贈呈。日野町長は「肥料や資材の高騰など苦労も多いと思う。バックアップしていくので、頑張って素晴らしい花を育ててほしい」と謝辞を述べた。
同部会によると、飯田高原の冷涼な気候を生かし、計約250アールでカスミソウを栽培している。九州だけでなく関西、関東の市場でも人気があり、11月ごろまで収穫が続く。今シーズンも出来は良く、例年並みの45万~50万本の出荷を見込んでいる。