10~80代1年間の成果展示 宇都宮で田中絵画教室作品展

身近な題材の作品が並ぶ田中定一絵画教室作品展

 【宇都宮】上三川町の洋画家田中定一(たなかさだいち)さん(73)が主宰する田中絵画教室の第28回作品展が24日、県総合文化センターギャラリーで始まった。29日まで。

 教室は現在、10~80代の男女26人が通う。本格的に公募展を目指す人から趣味で絵を描きたい人まで幅広い層が学んでいる。

 作品展は1年の成果の発表の場として開催。4号から100号までの油絵や水彩画51点が展示されている。風景や静物、動物などが描かれた作品はそれぞれ個性豊かで、訪れる人を楽しませている。

 田中さんは「新型コロナウイルス感染症の影響で、出かけられない生徒が多く、身近な題材の作品が多い。それだけに親しみやすい」と話した。

 午前10時~午後6時(最終日は午後5時)。入場無料。

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