ペインティングで全身極彩色 天童の幼稚園

歓声を上げて腕や顔に絵の具を塗る園児=天童市・羽陽学園短大付属たかだま幼稚園

 天童市の羽陽学園短大付属たかだま幼稚園(丹野宣秀園長)で26日、園児が絵の具まみれになって遊ぶフィンガーボディーペインティングが行われた。

 丹野園長の「頑張るぞー」のかけ声に、年中・年長の園児74人が「おー」と元気いっぱいに応え、イベントが始まった。Tシャツとハーフパンツ姿になった園児たちは、汚れも気にせずに大はしゃぎ。黄、青、赤、白の4色の絵の具に手を伸ばし、自分の体をキャンバスに見立ててペインティングしたり、友達や先生の顔に塗ったりして楽しんだ。

 全身を極彩色にした年中の原真斗(まなと)ちゃん(5)と蓮池晴羽(せいは)ちゃん(4)は「みんなと一緒に絵の具で遊べて楽しかった」と笑顔を見せていた。子どもたちの自由な発想、意欲を引き出そうと同園が毎年行っている。

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