イブラヒモヴィッチが現役復帰? 「1カ月後はミランのキャンプに……」

写真:引退発表後の心境、そして将来について語ったイブラヒモヴィッチ ©Getty Images

2022-23シーズンにミランで現役生活に別れを告げた元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチが、自身のプロデュースするサプリメントのキャンペーンイベントに登壇し、今の生活や将来について語った。イタリアのウェブメディア『カルチョメルカートドットコム』が報じている。

イブラヒモヴィッチは今の心境について「すごく落ち着いている。もっとストレスが溜まると思っていたから、こんなに落ち着くものなのかと自分でも驚いているよ。とてもクールな感じだ」とコメント。

6月25日には元アルゼンチン代表MFのフアン・ロマン・リケルメ氏が自身の引退試合を行い、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシらが参加したことで話題となったが、イブラヒモヴィッチは自身の引退試合の可能性について聞かれると、次のように答えた。

「引退することは決めたけど、引退試合をしようという考えはまだない。ただ、時間はたっぷりあるから、これから焦らず、冷静に、じっくり考えてみるよ」

また、サン・シーロでイギリスのロックバンド「コールドプレイ」のライブを観覧した際、ミランのテクニカルディレクターを退任したばかりのパオロ・マルディーニ氏と再会したことにも触れた。

「彼とはいい関係を築いている。チームメイトとして一緒にプレーすることができなかったのは残念だったけど、対戦したこともあるし、ミランではそれぞれの立場で勝利のために協力した。それ以外のことについては何も分からない。パオロはミランのバンディエラだから、残念なことではあるけどね」

そして、イベントに参加していたファンからミラン復帰の可能性を問われると、イブラヒモヴィチは笑顔でこう答えた。

「ミランは俺の心のクラブだし、このクラブで過ごした日々は俺の心の中に残っている。そして、今日のようにファンが示してくれた情熱は俺に多くのものを与えてくれる。引退からまだ3週間しか経っていないから今はのんびりしているけど、もしかしたら再びプレーできるようになるかもしれない。1カ月後にはミランのトレーニングキャンプに参加しているかもしれないよ」

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