エリック・テンハフ監督のもとでプレミアリーグ3位となったマンチェスター・ユナイテッド。
『Daily Mail』によれば、1億ポンド(182億円)ほどの補強費をねん出するために、13選手を放出対象にしているとのこと。
ジェイドン・サンチョ
市場価値位4500万ユーロ(70億円)、イングランド代表FW、23歳
2021年にドルトムントから7300万ポンド(133億円)で加入するも期待されたようなインパクトを与えることができていない。ユナイテッドは4500万ポンド(82億円)ほどのオファーに耳を傾けるだろう。
ハリー・マグワイア
市場価値2000万ユーロ(31億円)、イングランド代表DF、30歳
テンハフ監督のもとで序列が降下したキャプテンは昨季のリーグ戦先発がわずか8試合だったが、代表ではレギュラーを維持している。
2019年にレスターから8000万ポンド〈146億円)で獲得したが、4000万ポンド(73億円)ほどのオファーがあれば退団が許されるだろう。
アントニ・マルシャル
市場価値1500万ユーロ(23億円)、フランス代表FW27歳、27歳
契約最終年に入る彼にユナイテッドは2500万ポンド〈45億円〉程度の移籍金を求めるだろう。当初はテンハフ監督のもとで活躍を見せたが、相次ぐ負傷で出番が限られることになった。
スコット・マクトミネイ
市場価値2500万ユーロ(39億円)、スコットランド代表MF、26歳
アカデミー上がりの彼はクラブ内で高く評価されているが、カゼミロとクリスティアン・エリクセンの加入で出場機会は制限されることになった。
彼が再出発を望むなら、クラブも同情的になるだろう。1月にはニューカッスルが狙っていたが、ユナイテッドは4000万ポンド(73億円)程度を求めるだろう。
ディーン・ヘンダーソン
市場価値1800万ユーロ(28億円)、26歳GK
彼もユナイテッドが適切な金額で売却するであろう選手だ。
ダビド・デヘアが新契約を結んだ場合、ヘンダーソンは1500万ポンド(27億円)+ボーナスでノッティンガム・フォレストに完全移籍する見込みだ。
ただ、デヘアの契約は今月末で満了になる予定で、その去就はかつてないほど不透明になっている。
ヘンダーソンはデヘアの代役オプションになるかもしれないが、ユナイテッドは新しいGKと契約したがっている。テンハフ監督はアヤックス時代の教え子である現インテルGKアンドレ・オナナを高く評価している。
残りの売却候補選手たちはローンでの放出もありえるとのこと。
ブラジル代表MFフレッジとオランダ代表MFドニー・ファンデベーク、そして、スウェーデン代表FWアンソニー・エランガ2000万ポンド(36億円)ほどの値札がついている。
フレッジにはフラム、エランガにはブンデスリーガから関心が寄せられている。
昨季セビージャにローンされたDFアレックス・テレスは1000万ポンド(18億円)、マルセイユにローンされたDFエリック・バイリーは200万ポンド(3.6億円)で放出可能。
22歳のDFブランドン・ウィリアムスは500万ポンド(9億円)の値札がついている。そして、20歳のチュニジア代表MFハンニバル・メイブリの値札は1300万ポンド(23億円)ほど。
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同じく20歳のMFジダン・イクバルは85万ポンド(1.5億円)+ボーナスでユトレヒトへ売却された。