元少年を家裁送致…戸田・教員切り付けの男、2月の猫虐待で さいたま地検、送致罪名は明らかにせず

地検、猫虐待の元少年をさいたま家裁に送致

 猫を刃物のような物で刺すなどして死亡させたとして、動物愛護法違反容疑で埼玉県警に書類送検されたさいたま市浦和区の男(18)=当時(17)=について、さいたま地検は26日、さいたま家裁に送致した。地検は送致罪名を明らかにしていない。

 男は今年2月、戸田市内で猫1匹に対して首を刃物のような物で刺すなどして死亡させたとして今月16日、県警に書類送検された。男は猫の死骸を切断し、さいたま市南区の公園や小学校に遺棄したとされている。

 男は3月に戸田市立美笹中学校の教室に侵入し、男性教員の上半身を刃物で切り付けたとして殺人未遂容疑で現行犯逮捕され、今月6日にさいたま家裁に送致された。家裁は観護措置を7月3日まで延長している。

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