サウジ移籍のR・ネヴェス、“ウルトラC”でニューカッスルへ?

写真:まさかの方法でニューカッスルでプレーする可能性が浮上したR・ネヴェス ©Getty Images

ポルトガル代表MFルベン・ネヴェスはウルヴスからサウジアラビアのアル・ヒラルに移籍することが決まっているが、引き続きプレミアリーグでプレーする可能性があるという。イギリスのウェブメディア『フットボール・インサイダー』が伝えている。

アル・ヒラルは今月初め、アル・イテハド、アル・アハリ、アル・ナスルとともに、サウジアラビアの公的投資基金(PIF)を後ろ盾とするファンドによって買収された。

同ファンドは昨年10月にニューカッスルも買収しており、アル・ヒラルとニューカッスルは“同一グループ”のクラブということになった。そして、このことがルベン・ネヴェスの去就に影響を与える可能性があるという。

ルベン・ネヴェスは現在26歳。今年1月からサウジアラビアでプレーするポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(38歳)や、今夏に移籍したフランス代表FWカリム・ベンゼマ(35歳)、フランス代表MFエンゴロ・カンテ(32歳)、セネガル代表DFカリドゥ・クリバリ(32歳)ら、すでにキャリアのピークを越えた選手たちとは違い、今がキャリア全盛期のプレーヤーだ。

そのため『フットボール・インサイダー』は「将来的にはそうするだろうが、彼が現時点においてサウジアラビアでプレーしたがっているとは考えられない」とし、「それを回避する方法は、アル・ヒラルに行ってからレンタルでニューカッスルに行くことだ」としている。

また、同サイトはサウジアラビアのファンドが4つのクラブを買収したのは、これらのクラブに選手を集め、ニューカッスルに送り出すためとしている。

2022-23シーズンは公式戦通算で41試合に出場して4ゴールを挙げるなどハイレベルなプレーヤーであることを証明し、ポルトガル代表の一員としてカタール・ワールドカップにも出場したルベン・ネヴェス。果たして“ウルトラC”でのニューカッスル入りは実現するのだろうか。

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