「ダブル不倫」現実はドラマのようにはいかない!悲惨な末路とは…

ダブル不倫なんて、自分とは関係のない世界でのお話だと思っている人も少なくないかもしれません。

しかし身近なところでダブル不倫をし、悲惨な結末を迎えたという人もいるようです。

ごく普通の生活を送る人の身近で起こっていた「ダブル不倫経験者」の悲惨なエピソードをご紹介します。

まさか…ダブル不倫の思わぬ代償

1: 多額の慰謝料によって生活が破綻

「私の姉が、まさかのダブル不倫をしていました。仕事の関係で知り合った相手と、1年半くらい付き合っていたようです。

不倫がバレたのは姉が送ったLINEがきっかけで、相手の男性が姉からのLINEを消し忘れていて奥様が発見してしまったと聞いています。相手の奥様は姉の自宅だけでなく実家にも押しかけてきて、両親をかなり罵り続けたそうです。

それがきっかけで、姉は夫に離婚を突きつけられて即離婚しました。慰謝料は相手の奥様に100万円、自分の夫に150万円ほどを支払ったとのことです。

でも、離婚したのは姉だけで相手は今も結婚生活を続けています。姉はその男性の『お互いに離婚をして一緒になろう』という言葉をどこかで信じていたようですが、あっさりと裏切られたんですよね。

慰謝料の額が大きかったので、姉は都会での自立生活が厳しくなり、実家に帰って寂しくシングル生活を送っています。

私たちの実家は周囲に何もない場所にあるので、姉は就きたい仕事にもつけずにいて毎日とてもつらいと話しています」(33歳・女性)

不倫をする男性が口にする「離婚して一緒になろう」は、その場凌ぎである可能性も。

不倫には、多額の慰謝料を支払うことで自分の生活が立ち行かなくなるリスクも伴うことを忘れるわけにはいきません。

2: 友人たちが離れていった

「以前の勤務先で既婚者の同僚とダブル不倫をしていました。当時の私は既婚者のくせに罪悪感が薄く、彼のことが好きという気持ちが強すぎて道徳的にもおかしくなっていたのか、友達にも平気で不倫をしていることを公言していました。

まだ結婚して1年ちょっとしか経っていないときだったので、私の話を聞いた友人たちはみんな内心でドン引きしていたんだと思います。

そのうちに気づいたら、どんどん私のまわりから友人がいなくなってしまったんです。みんな私がダブル不倫をしているという事実に呆れてしまって、私との距離をとっていたんでしょうね。

それから半年ほどして不倫を終えましたが、友人に連絡してみてもノリの悪い返事しか戻ってきません。休日になっても会う友達がいなくなってしまって、孤独な生活を送っています」(34歳・女性)

不倫をしている友人を応援する人は少ないですよね。

面と向かって本人に指摘しなくても、不倫をしていると知った時点で関わりたくないと思う人が多いのではないでしょうか。

3: 子どもにも知られてしまって…

「親しい友達が、飲み会で知り合った男性とダブル不倫をしていましたが、旦那さんにバレて大変なことになっていました。

離婚の話し合いも揉めまくって、お互いに弁護士を入れて半年近くかかっていました。最終的に、親権は旦那さんになって離婚が成立したそうです。

さらに悲惨なのは、旦那さんが話したらしく子どもにも不倫の事実を知られてしまい、子どもが母親に対して強い嫌悪感を抱くようになったとか……。

離婚してからの面会の頻度を決めていたのに、子どもに「会いたくない」と言われ続け、その友達はもう何年も子どもに会えていないと言っていました。

自業自得なんでしょうけど、話を聞いていて、なんだかすごく哀れだなって思ってしまいました」(38歳・女性)

子どもにとって親の裏切りは大きな傷を伴います。家庭が壊れるだけでなく、その後もずっと子どもの心に傷を残し続けることになるため、不倫を甘く考えるのは間違っていますよね。

女性の社会進出が進んだことも、ダブル不倫が増えている要因のひとつかもしれません。

しかし家庭がある立場でよその人と深い仲になってしまえば、どんな言い訳もできませんし、これまで築いてきたものを一瞬にして失ってしまうこともあります。

「自業自得」のひと言で片付けるには、あまりにも悲惨すぎる結末を迎える事例も多いのではないでしょうか。

(mimot.(ミモット)/ J・のぞみ)

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