三霊山の魅力伝え 日本橋とやま館で3県が特産品紹介 立山、白山、富士山

 富山県アンテナ店「日本橋とやま館」は27日、東京・日本橋の同館で、都内にある石川県と静岡県のアンテナ店と連携し「日本三霊山展」を始めた。立山、白山、富士山の雄大な自然を紹介するとともに、3県の特産品をセットにした「コラボ商品」も初めて販売し、魅力を伝える。

 富山のシロエビ、石川のアマエビ、静岡の桜エビを使ったせんべいなどをまとめた「エビのお菓子セット」などを並べた。展示では立山、白山、富士山の山岳信仰を解説するパネルを設置した。

 県が今年1月に交わした石川、静岡両県との連携協定を契機に、アンテナ店が初めて共同で企画した。石川、静岡のアンテナ店でも日本三霊山を発信するコーナーを設けた。7月17日まで。

 館内の「トヤマバー」では、三霊山の名前を冠した日本酒を飲み比べることができる特別メニューも用意した。7月15日には立山と同館をオンラインでつないで、山岳ガイドがリアルタイムで立山を紹介するイベントも行う。

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