長崎で2024年度に観光振興大会　日本商工会議所が主催　2000人が参加見込み

　日本商工会議所が主催する全国商工会議所観光振興大会が来年度、長崎市で開かれる。会場は出島メッセ長崎（尾上町）を予定し、全国から約2千人の参加を見込む。本県開催は初めて。
　同大会は、日本商工会議所が全国各地の商工会議所と2004年度から毎年開催。観光・まちづくりによる地域振興をテーマに、事例発表や情報交換をする。本年度は来年2月に水戸市などで3日間の日程で開かれる。
　長崎商工会議所の森拓二郎会頭が27日、通常議員総会で明らかにした。日程は長崎ランタンフェスティバルに合わせ、25年1月末を想定。森会頭は「長崎の魅力を全国に発信するためのまたとない機会。観光地長崎ならではの有意義な大会としたい」と述べ、議員らへの協力を呼びかけた。
　議員総会では、昨年度の事業報告などを承認。会議冒頭には、5月に死去した元会頭の野﨑元治氏に黙とうをささげた。