乾燥大麻を有償で譲り渡したとして、警察は暴力団組員の男(22)を逮捕し、組事務所を家宅捜索しました。
27日、大麻取締法違反(譲渡)の疑いで逮捕されたのは、住居不定・指定暴力団 共政会 沖本組組員の男(22)です。
警察によりますと、男は4月21日、広島市中区の公園で男性に乾燥大麻およそ3グラムを金銭を受け取って譲り渡した疑いがもたれています。男の周辺者からの情報提供を受け、警察が捜査していました。
男の認否について警察は「捜査に支障がある」として明らかにしていません。
警察は大麻を受け取った男性からも事情を聞いているということですが「保護の観点からコメントは差し控える」としています。
28日、警察は広島市中区にある暴力団事務所を家宅捜索するなどしていて、組織的関与の有無などを調べるとともに、大麻の入手経路や金の流れを捜査しています。