時津署は27日、ニセ電話詐欺を未然に防いだとして、長崎県長崎市琴海村松町の十八親和銀行琴海支店の馬場麻由課長代理（34）に署長感謝状を贈った。
同署などによると、5月1日、60代男性が「海外の投資会社に100万円振り込みたい」と支店を訪れた。対応した馬場課長代理は不審に思い、投資会社について調べたところ実在しないことが判明。詐欺の可能性が高いと判断し、上司や警察と連携して振り込まないよう男性を説得した。男性は前日、インターネット上の投資セミナーで未公開株の購入を持ちかけられていたという。
同署で門脇隆仁署長から感謝状を受け取った馬場課長代理は「高齢の方以外も被害に遭う可能性があることを頭に入れ、より一層アンテナを張って対応していきたい」と話した。
