特定外来種生物「セアカゴケグモ」12匹確認 強い毒があり噛まれると痛みや腫れ…場合によっては吐き気・腹痛などの全身症状も 愛媛・新居浜

愛媛県は27日、新居浜市黒島で特定外来生物の「セアカゴケグモ」が確認されたと発表しました。
殺処分済みだということです。

愛媛県によりますと、26日に現地の事業所から連絡があり、翌27日に調査したところ、事業所敷地内でメス11匹・オス1匹の計12匹、近くの黒島海浜公園でメス4匹を確認したということです。

これまでに、セアカゴケグモに噛まれたり健康被害を訴えたりする報告はなく、また、発見された個体は全て殺処分したということですが、愛媛県と新居浜市は調査を継続すると共に、地域住民への注意喚起や情報提供を行うことにしています。

セアカゴケグモは、攻撃性は高くないものの強い毒があり、噛まれると痛みや腫れを引き起こし、場合によっては重症化して吐き気・腹痛といった全身症状をきたすことがあります。

愛媛県内では、2014年1月に愛南町中川でメス1匹が発見されて以降、今回も含めて7市町で162例、確認されているということです。

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