九文小5年生が挑戦! 大豆ミートで総菜メニュー作り 大塚食品が出前授業 

大塚食品の社員(右端)を前に、大豆ミートのハンバーグを試食する児童=佐世保市、九州文化学園小

 長崎県佐世保市花園町の九州文化学園小(橋本信博校長、121人)の児童が27日、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の取り組みの一環で、大豆ミートのハンバーグを用いたメニュー考案に挑戦した。
 大塚食品(大阪市)が全国の小中高校を対象に取り組む出前授業の一環。5年生25人が参加した。
 この日は「プラントベースフードで学ぶSDGs~応用編~」をテーマに、同社員が商品開発をする上で検討すべき「誰のため」「いつ」「何に役立つ」の三つの要素を解説。その後、児童らは大豆ミートのハンバーグを試食し、誰が、どんな時に食べるかなどを考えオリジナルメニュー考案のイメージを膨らませた。ヒル・杏兵(きょうへい)・ウイリアム君(10)は「肉と変わらないくらいおいしいのにSDGsにも役立つからびっくり。甘口ソースのハンバーグ丼にしたい」と笑顔で話した。
 児童らは7月27日に、考案したメニューを発表。その中からスーパーのエレナ(佐世保市)と、エレナに総菜屋のテナントとして入っている東洋食品(北九州市)がメニューを選び、9月ごろ製造・販売する予定。

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