諫早・唐比 早咲きのハスが開花 甘い香り漂う

淡く色づいたハスを楽しむ来園者=諫早市、唐比ハス園

 長崎県諫早市森山町の唐比ハス園で、早咲きのハス「ミセススローカム」などが次々と開花し、甘い香りを漂わせている。
 地域住民でつくる「唐比すいれんの会」(山下信義会長)が20年以上前から維持管理を続けている。約2.3ヘクタールの湿原にハス15種、スイレン12種を栽培しており、同会によると、ハスは今月初旬から咲き始めた。品種によって開花時期が異なるため、今年も8月中旬まで楽しめそうだという。
 園内には木製の歩道が約1キロに渡って整備され、車いすやベビーカー同伴でも近くで花を観賞できる。
 園内には市内外から多くの人が訪れ、清楚(せいそ)な花を撮影するなどして楽しんだ。佐賀県多久市から妻と訪れた友貞靖彦さん(57)は「さまざまな種類があり、こんなに咲いているのを見るのは初めて。また時期をずらして撮影に来たい」と話した

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