発症者から「カンピロバクター・ジェジュニ」検出 松山市内の飲食店で食中毒

愛媛県松山市の飲食店で食事をした客4人が、発熱や腹痛・下痢などの症状を訴え、保健所は、店で提供された食事が原因の食中毒と断定し、この店を2日間の営業停止処分にしました。

営業停止処分を受けたのは、松山市二番町の飲食店「にわ・とりのすけ二番町本店」です。

松山市保健所によりますと、6月16日にこの店で飲食をした20のグループのうち、17~28歳の男性あわせて4人が、腹痛や下痢、発熱などの症状を訴え、このうち3人が医療機関で手当を受けました。

患者からは、食中毒菌の「カンピロバクター・ジェジュニ」が検出されていて、症状や発症時間、飲食の状況などから、保健所はこの店の食事が原因の食中毒と断定し、29日と30日の2日間営業停止処分にしました。

なお、患者はいずれもおおむね回復しているということです。

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