バイデン氏、連日言い間違え 外交に支障、認知機能の衰え懸念

バイデン米大統領(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】バイデン米大統領は28日、ロシアのプーチン大統領が「イラクでの戦争に明らかに敗北している」と述べ、ロシアが侵攻するウクライナとイラクを言い間違えた。ホワイトハウスで記者団に語った。前日にも全く同じ間違いをしており、再選を狙う2024年大統領選を前に認知機能の衰えを懸念する声が高まっている。

 バイデン氏は中国の習近平国家主席を「独裁者」と発言して中国の反発を招いたほか、日本の防衛費増額方針は自身が岸田文雄首相を説得した結果だと失言して波紋を広げた。外交にも支障が出ている。

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