解散した学生団体の返還金も着服 4月に懲戒解雇の元事務職員、京都・福知山公立大

福知山公立大(京都府福知山市)

 福知山公立大(京都府福知山市)は29日、大学生や保護者から徴収した学友会費などを横領し4月に懲戒解雇した40代男性の元事務職員が、解散した学生団体の返還金11万円も着服していたと発表した。

 元職員は着服を認め、既に全額を返済しているという。

 同大学によると、元職員は2021年7月と8月、解散した二つの学生団体が大学事務局に返した活動補助金の残金計6万円を着服し、22年5月には卒業生に学生団体の返還金5万円を現金書留で送らさせて着服した。

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