九州で線状降水帯の可能性予測 西日本から東北、大雨に

激しい雨が降る福岡市中心部を歩く人たち=30日午前9時46分

 梅雨前線が活発化する影響で、7月1日にかけて、西日本から東北の日本海側を中心に広い範囲で、雷を伴った大雨が降る恐れがあるとして、気象庁は30日、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に警戒を呼びかけた。九州北部(山口県含む)と南部では、30日午後から1日午前にかけて線状降水帯が発生する可能性があるとの予測を発表した。

 低気圧が日本海を東北東に進み、1日にかけて北日本を通過する見込み。前線も本州付近を南下し、暖かく湿った空気の影響で活動が活発化する。九州北部では雨量が多く、土砂災害に厳重な警戒が必要となる。

気象庁の庁舎=東京・虎ノ門

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