松浦鉄道「ビール列車」4年ぶり復活! 週末・昼限定 佐世保、伊万里2コースを楽しんで

7~8月、ビール列車として運行するレトロン号=佐世保市、MR佐世保駅

 長崎県佐世保市の松浦鉄道(MR)は、夏の風物詩「ビール列車」を4年ぶりに復活する。内外装をレトロ調でまとめた「レトロン号」をビール列車用に特別仕様に仕立て、7~8月に計7本運行する。同社は「ビール片手に、田園風景が広がる車窓からの眺めを楽しんで」とアピールしている。
 新型コロナウイルス禍で中止していたが、感染症法上の位置付けが「5類」に移行する中で、曜日を週末に絞り、時間帯も昼間に限定して運行する。佐世保駅を出発し佐々駅で折り返す「佐世保コース」(7月22、23、29日、8月12、20日)と、伊万里駅を出発し松浦駅で折り返す「伊万里コース」(7月30日、8月19日)の2コースがある。いずれも正午過ぎに出発し、所要時間は約1時間40~50分。
 レトロン号は同社で唯一トイレが付いた列車で、ビール列車では4人掛けのボックス席を準備する。1日定員44人。ビールや焼酎、ソフトドリンクなどの飲み放題とオリジナル弁当を楽しめる。
 料金は大人5千円、小中高生3千円(弁当付き)、幼児無料(弁当なし)。申し込みはMR佐世保駅(電0956.25.2229)。

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