青森県内ヘルパンギーナ患者、前週比2倍超 上十三地域の「警報」継続

 青森県は29日、乳幼児を中心に流行する感染症・ヘルパンギーナの直近1週間(19~25日)患者報告数が、前週の2.28倍の155人、1定点医療機関当たりでは4.08人だったと発表した。上十三保健所管内で、警報が継続している。

 県内38定点医療機関からの報告を集計した。前週は患者数が68人、1定点当たり1.79人だった。

 直近1週間の1定点当たり患者数は、上十三が14.83人(前週比8.50人増)と、県内6地域の中で特に多く、2週連続で警報レベルの1定点当たり6人を超えている。

 このほかの5地域は、警報の基準を下回っているが、むつは5.50人(同4.75人増)で、警報レベルに迫っている。

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