国家公務員に夏のボーナス 5万円増の63万7千円

東京・霞が関の官庁街(手前)。左奥は国会議事堂=2016年4月

 国家公務員に30日、夏のボーナス(期末・勤勉手当)が支給された。管理職を除く一般行政職員(平均33.8歳)の平均支給額は63万7300円で、昨夏より5万2500円(9.0%)増えた。支給月数は2.16カ月。昨夏の減額措置がなくなり、支給月数も0.05カ月引き上げられたため、2020年以来の増額となった。

 特別職は行財政改革に取り組む姿勢を示すため、首相が支給額の30%、閣僚が20%を自主返納する。内閣人事局の試算によると、返納後の額は首相が392万円、閣僚が327万円となる。

 支給額のトップは最高裁長官の560万円。衆参両院の議長は519万円、国会議員は310万円。

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