ミラン、ロフタス・チークの獲得を正式発表

写真:ミランへの加入が決まったロフタス・チーク ©Getty Images

ミランは6月30日、チェルシーからイングランド代表MFルベン・ロフタス・チークを獲得したことをクラブ公式サイト等で発表した。契約期間は2027年6月30日まで。移籍金の額は明らかになっていないが、イギリス『BBC』は、「ミランは1500万ポンド(約27億4470万円)プラス出来高をチェルシーに支払う」としている。

ロフタス・チークはチェルシーのアカデミーで育ち、2014年にトップチームにデビュー。途中でクリスタルパレスやフラムに期限付き移籍したことはあったが、7シーズンにわたって同クラブでプレーし、155試合出場13ゴールの成績を残すとともに、プレミアリーグ2回、FIFAクラブワールドカップ1回などのタイトル獲得に貢献していた。

チェルシーはクラブ公式サイトでロフタス・チークのキャリアを振り返りつつ、「地元で人気のロフタス・チークは献身的なプロフェッショナルで、非常に有効的な人物」と紹介。

「新しいステージで次なるキャリアを始めるにあたり、ルベンの成功を祈っている」とエールを送った。

また、チェルシーとミランの間では、チェルシーに所属するアメリカ代表FWクリスティアン・プリシッチのミラン移籍も合意間近とされている。現状では移籍すること自体はクラブ間で合意に達しており、移籍金の額で交渉を続けているとされている。

チェルシーは今夏、積極的な人員整理を行っており、すでにフランス代表MFエンゴロ・カンテがアル・イテハドに、セネガル代表DFカリドゥ・クリバリがアル・ヒラルに、セネガル代表GKエドゥアール・メンディがアル・アハリに、クロアチア代表MFマテオ・コヴァチッチがマンチェスター・シティに、ドイツ代表FWカイ・ハヴァーツがアーセナルに移籍。モロッコ代表FWハキム・ツィエクやスペイン代表DFセサル・アスピリクエタにも移籍の噂があり、チームの刷新が進んでいる。

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