SL大樹に短冊や天の川 9日まで七夕イベント 浴衣姿でおもてなし

浴衣姿で接客するSL観光アテンダントら

 【日光】東武鉄道のSL大樹(たいじゅ)の七夕イベントが1日始まり、乗客は七夕仕様の季節感あふれる車内を写真に撮るなどして楽しんだ。イベントは9日まで。

 七夕の雰囲気を味わってもらおうと、車内で観光案内などをする市観光協会のSL観光アテンダントが企画。事前に募集した短冊や、天の川をイメージした星などを車内に飾り、涼しげな浴衣姿で乗客をもてなした。アテンダントは2日も浴衣姿で業務に当たる。

 今年は新たな試みとして、浴衣で大樹に乗車し、同協会の今市支部(今市)、日光支部(御幸町)、鬼怒川・川治支部(鬼怒川温泉大原)のいずれかで記念乗車証を提示した先着100人に、巾着と手ぬぐいをプレゼントする。

 企画したアテンダントの井池忍(いいけしのぶ)さん(32)は「浴衣でSLに乗り、日光のレトロな町並みをより楽しんでほしい」と話した。

 家族で乗車した山田幸秀(やまだゆきひで)ちゃん(5)は「楽しかった。アテンダントさんがかわいかった」と笑顔で話した。

浴衣姿で接客するSL観光アテンダントら
浴衣姿で接客するSL観光アテンダントら

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